2020/5/27

Crohn’s disease Web Seminar

東京山手メディカルセンター 炎症性腸疾患内科 診療部長 吉村直樹先生 講演

 

クローン病患者さんに対してのバイオ製剤:ステラーラの使い方を教えてくれた講演

200例!!!の経験で当然日本一の経験数と思います。

入院するほど症状が重くない、外来で治療が可能なクローン病患者さんに最適。重症よりも中等症、

最初のバイオとして使用した方がよく効くそうです。

しかし前のバイオ製剤が効かなくなった場合でもステラーラに変更するとある程度効果があります。

長期に使用するとだんだん効果がなくなってくる原因の抗薬物抗体ができるのがレミケード、ヒュミラ、

エンタイビオと比べて少なく長期に安定した効果が期待できるそうです。

バイオ製剤の種類が増えて患者さんの選択の幅、治療の幅が広がり喜ばしいことですね!