2021/10/4 Ulcerative Colitis Web Seminar

長期寛解維持を見据えた潰瘍性大腸炎の治療戦略 -ウステキヌマブを中心に-

上記の演題で銀座セントラルクリニック院長 鈴木康夫先生が司会をして大堀IBDクリニック 院長 吉村直樹先生が講演してくれました。

潰瘍性大腸炎は患者さんの就労状況に大きく影響し40%のかたは仕事に影響がでています。ステラーラの特徴は 抗原性が低いので再発が少なく 副作用も少ない(治験データではプラセボと副作用の発生率はかわりない) 利便性(維持治療では2~3ヶ月毎に皮下注)が高い点などです。ステラーラの治療に適した患者さんは 外来で治療可能な中等症、生物学的製剤未投与のほうがよく効きますがレミケード、ヒュミラ、シンポニーなどで効果がなくなった時に3番目の薬剤としても治療効果が期待されます。イムランの併用は必要ありません。