20220803 EAファーマ インターネットライブセミナー

栄養療法の実践:患者のモチベーションを上げるヒント

上記の演題で大阪公立大学 消化器内科学 講師 鎌田 紀子 先生が講演してくれました。

 

エレンタールを飲ませると患者さんによっては下痢になる場合がありますが そのさいは 薄めて ゆっくり 飲むとよいでしょう。海外はこれまで栄養療法をあまり実践していなかったのですが最近は見直されています。インフリキシマブ(レミケード)投与のさいエレンタール2P(600kcal)併用すると寛解の期間が併用しない場合より延長されます。また栄養状態がよいほうが(アルブミンがより高い方)インフリキシマブ(レミケード)の体外への排出が遅くなるので寛解導入効果がより向上します。これは他のバイオ製剤も同様です