2023/12/3 第58回 IBD Club Jr.研究会
IBD診療におけるSDMについて
関西医科大学付属病院 本澤 有介 先生が上記の演題で講演してくれました。
炎症性腸疾患の診療において 患者さんの意向 思いを共有することが大切です。患者さんと医療従事者の間には 病気の重み 困っている症状 日常生活への影響 将来への不安などで認識が異なることが多いです。また専門用語で説明された場合によく理解できていないのに理解できたふりをすることがあります。医療従事者は患者さんが 何に困って 何が必要で 何を知りたいかを認識しなければなりません。医療従事者と患者さんは 情報 目標 責任を明確にして共有していくとよいでしょう。患者さんには日常的に意思決定に参加してもらうことを心がけるとよいでしょう。