2022/5/19 Humira Internet Live Seminar

ヒュミラの高用量投与を考察する

京都府立医科大学 消化器内科 准教授 高木 智久 先生が上記演題で講演してくれました。

 

潰瘍性大腸炎 クローン病は アンケート調査では 寛解期になっても就職率や年収 仕事の生産性も低下を認めます 臨床症状 採血検査 血中、便中バイオマーカー 内視鏡検査 組織学的検査を利用して総合的に病勢を判断します。高用量で投与したほうが2次無効の原因となる抗薬物抗体がより産生されにくくなります。至適濃度はインフリキシマブ:5μ アダリムマブ:8μです。80mg/2週毎の増量投与で寛解にならない患者さんを40mg/毎週に変更すると寛解導入できる場合があります。増量後8週で効果判定し反応がなければ薬剤変更を考慮します