2023/9/30 リンヴォック潰瘍性大腸炎承認1周年記念講演会

“腸”新時代の幕開け

-IBD治療におけるリンヴォックへの期待-

上記の演題で日本の炎症性腸疾患の分野をけん引する著名な先生方が討論されました。

 

リンヴォックは潰瘍性大腸炎に対する治験において平均のfull Mayo Score:9.3で重症も多く含まれているのにもかかわらず優秀な治療成績をだしている。

副作用は帯状疱疹 好中球減少 リンパ球減少 CPK上昇などです。

他のJAK阻害薬との使い分けは 軽症がジセレカ 中等症がゼルヤンツ 重症がリンヴォックです。

ゼルヤンツ、ジセレカの無効例にも効果があります。

実臨床ではバイオ無効例とバイオ未使用例とでは有効性は同等のようです。重症例に対する有効性では プログラフとレミケードとリンヴォックの効果は同じで手術回避にも役立ちます。