治験がスムーズに実施されるように、患者様、医療機関、治験依頼者(製薬会社)間の調整や支援をするスタッフです。
治験ではお薬の効果を科学的に評価しなければいけないため、まずは現在使用中のお薬をウォッシュアウト(使用中のお薬の効果が切れるまで待つこと)する必要があります。
そのうえで新しいお薬の投与を開始するのですが、この時もお薬の飲み方、お薬を投与するペース、効果を確認する頻度・間隔など細かな決まりがあります。
IBDの患者様は若い世代の方が多いので、こういったスケジュールについて詳しくご説明しておかないと、仕事の都合などで通院間隔が守れないという場合があります。

そうした治験にご協力いただく際の注意事項、スケジュールの調整、そして治験にご協力いただくかどうかの最終的な確認など全面的に患者様をサポートすることが治験コーディネーターの役割となります。